先日は全力で両刃カミソリの魅力を紹介しましたが、今回は我が家の自慢の装備達を紹介します。
1、必要な物は?
ざっくりいうと、必要なのは以下の5つです。値段で言うと全部そろえると5000円以上、上は青天井ですね。
- ブレード
- ブラシ
- 替え刃
- ソープ
- アフターシェービングローション
このうち1はほぼ一生使えると言っていいでしょう。ブラシも3-5年はいけるのではと思っています。
我が家のスタメンは以下の通りです。
両刃カミソリ、普通のT字カミソリとどう違うの?というのはこちらを!
2、どこで買ったのか?
我が家の装備は主にMuhle(ミューレ)というドイツのブランドですが、2020年のヨーロッパ旅行中にミュンヘンで買いました。本場のドイツでも両刃カミソリはなかなか薬局等ではおいておらず、Manufactumというお店で購入しました(東急ハンズ的なお店)。
ついでに世界で一番安く買ったrimowaのスーツケースはこちらから。
3、ブレードとブラシ
はい、こちらがシェーバー(あちらではブレードというらしい)。84EUR。
こちら、実は先っぽが両刃じゃなくて、大手の5枚刃用のシェーバーも売っています(gilleteのMach3とFusing用)。下のHPから変更出来て値段も変わります。
ブラシはこちら、114EUR。
もう2年前だけど、HPには同じ物がのっています。柄の部分は天然ものではなく、いわゆるプラスチックです(ブラックレジン)。毛の部分はSilvertip Fibre(いわゆる合成)とSilvertip badger(アナグマ)と2種類があるんですが、天然アライグマを選択。値段は両者で23EURしか変わりません。合成の方はVeganの人たちから支持があるとのこと。
ちなみにBadgerとはこの子達です。この子達のおなかの毛をMuhleは使っています。
そして、スタンド39EUR。
これらをセットするわけです。たたずまいが美しい。
シェーバーの置き方は何通りかいけます。お気に入りのポジションを見つけてください。
私は単品で買いましたが、セットで買うとこういう感じ。
4、替え刃
替え刃選びは地味だけど、超重要です。
いろいろあった末に下記のGillette 7 O’clockを使っています。片刃安全カミソリで有名な、あのGilletteが作っている両刃の替え刃です。アブダビで買ったのですが、100枚入りで20DH(600円)、一枚当たり6円とコスパも最高です。
ポイント
ちなみに替え刃の交換は一週間に一回くらいは必要です。GilletteやFusionとの替え刃とのコスパの比較はこちらから。
替え刃については実は日本製も含めて下記の五種類を比べました。その中で一番、血が出ないのが7 O’clockだったからです。コスパも抜群。ただし、日本では売っていませんね。
実はブレードを購入すると、Muhle純性の刃が入っています(1枚だけw)。で、これを使うのはもったいないと思って、同じものをAmazonで買って試しましたが、血がかなり出てしまう辞めました。
5、石鹸はパウダーかソープか?
泡泡するじゃないですか、シェービングする時。あの泡ですが、二つの方法で作ります。
- 粉から作る(パウダータイプの石鹸)
- 固形タイプの石鹸
それぞれ、メリットデメリットがありますが、自分は固形タイプの石鹸をお勧めします。
粉(パウダー)石鹸
我が家では長く、パウダーを使ってました。特に下の赤い500gの奴は3年は使いました。それでも、全然余っていたので軽く一生使えるくらいの量はあります。
粉を少し出して、それをブラシで混ぜるんです。泡立ちを良くするには、ブラシに含ませるお湯の量にちょっと工夫が必要です。泡はあまり堅い泡ではないですね。床屋さんのあれな感じ(ただし、あんなに上手く泡立たない)。
固形ソープ(石鹸タイプ)
Muhleのセットを買ってからは、こちらを使っています。最初ドイツで買ったソープがすごく良かったため、その後も石鹸タイプを使うことに。日本ではソープタイプはほとんどなく、ドイツでかったこちらが欲しかったのですが、
Muhleから出ている純正の物に切り替えました。
ドイツで買ったものは110gあったのですが、1年くらいもちましたね。Muhleの物は65g、半分ですが、良く考えるとその半分の半年くらいで無くなり、同じペースでの消費です。
ソープタイプがパウダータイプよりも良いのは、泡に粘りがあることです。肌に付けている感じがしっかりします。また、パウダーは一度泡だて器に粉をとらないといけないですが、ソープタイプはソープの容器に直接やれば良いので、ひと手間省けます。
6、カップは必要?
Muhleの公式HPを見ても魅力的なカップが一緒に売っています。けど、石鹸がパウダータイプでない限り要らないと思います。ちなみにカップ単品では20EUR。
もしソープタイプなら、ソープが入っている缶をカップの代わりとして直接使えます。ちなみに下記はドイツで買った石鹸の最後期の様子です。
もし、カップを買うとしてもセパレートタイプ、つまり、ホルダーとは一体型になっていないものにすべきです。取り外せないと泡立てるときとかに大変です。
我が家では最初の石鹸と同じものが欲しかったのですが、Amazonでは見つからず、しょうがなくMuhleの石鹸としました。ただし、こちらの石鹸の包装はプラスチックなので仕方なく、最初だけ陶器のカップも買いました。下記の写真はMuhleの入れ物とMuhleの石鹸を入れた図です。
このようにブラシで泡出てることができます。たかーいMuhleの陶器の入れ物を買わなくても、缶タイプならそれを入れ物として泡立てることができます。
7、まとめ
どれを使うかはめちゃくちゃ好みの世界ですが、我が家は現状に満足しています。
が、次を買うのだとしたら、ブレードは下記のTraditionalタイプにします。すごいクラシックなタイプですよね、でも、取っ手が持ちやすく、かつ、ブレードを持つというよりも支えるタイプなので良いと思います。
次回に触れますが、上手く剃る、つまり血が出ないように、かつ、深剃りするには、肌に充てる角度とブレードの自重が重要です。今、自分が持っているMuhleのブレード(sophist)はちょっと取っ手がスベスベしていて、余計な力が入っている気がします。しかし、Muhleは素材、色といろいろな種類があるので見ていて飽きないです。