前回Chrono24で購入したIWC pilot watch Mark 15 白ダイヤルですが、一か月つけてメタルバンドのサイズ調整、リンク取り外しをおっかなびっくりした話です。
1、管理人のかっこイイ IWC Pilot watch Mark 15 名前は白苺
この時計、めちゃくちゃかっこいいです(Ref.IW 325310)。
買う前はバカにしていたけど、子供の用に何か大切なものを所有した感じを味わったこの三週間。
2002年からオーバーホールの履歴はないようですが、10日つけて時差は30秒だけでした。つまり、一日当たりだと3秒/dayと割といいのでしょう(詳細はわからないけど)
この時計を海外通販のChrono24で買ったのはこちら(↓)。
あまりにもかっこよくて、エンジニアの正装G-Shockは付けず、この2週間はずっと肌につけていました。が、やってしまったのは風呂にそのまま入ってしまったこと(G-shock使いならアルアルだと思います)。
風呂で本を読むのが好きな自分は、風呂に入って本を開いたときに左手に時計があるのをみて、すんでのところ「やべっ!!!」となって、慌てて外す。Mark 15はお魚リューズ付きの防水のはずだけど、さすがに20年近くたつ時計なので、おそらくアウツでしょう。
でも、G-shockに慣れた体はその後、6日連続で同じ動作をしてしまったので、我が家の風呂は下みたいになっています。
赤のところをよく見ると、、、、
そう、汚い字で「白苺」と書いてあります。
- Mark XV の"15"からイチゴ。
- 黒ではなく白。
ここから、この時計の名前は、"白苺"としました。
2、NATOベルトに着せ替え
ところでこの時計を買う時には、NATOベルトに変えることを最初から思っていました。メタルベルト(メタルバンド、どっち?)はかっこいいけど、ちょっとオシゴト感がありすぎるかなぁと。イメージとしては2018年に発売された以下のモデル(IWC Mark 18 tribute to 11 ref 327007)。
それでも、今回は一番希少な中期バックルを買ったので、これも十分すきなんですが。
で、注文したのが以下のNATOベルト。
これについては次回、まとめたいと思います(↓)。
3、メタルバンドの取り外し
バンドを外すのはやったことがないし、初心者がよくわからずにやると壊しますよね。それも不可抗力。
必要なのは以下のツール。
- バネ棒外し
- ピン抜き棒
ピン抜き棒は正規品が本体とともに入っていました(下の写真の下の2本)。
バネ棒外しは以前G-shockのバネ棒を変えるときに家にあったやつ。
ポイント
バネ棒引きの代替品として爪楊枝ってのも見たけど、どうなるのか。一応、トライ。
まずは、ベルトとフレーム部分のバネ棒を外す。この部分をバネ棒引きのY字の方でぐりぐりしたり、I字の部分でやったり。矢印のところの窓ではなく、矢印のちょっと左側を押すのが正解でした(結構ムズイ)。
ベルトをフレームから外す。駒(リンク)の左端はフレーム部分の結合駒。ここにバネ棒が入ってる。
ここはバネ棒を介して結合されているので、それをとれば外せる。
バネ棒は本体につけて、NATOベルトでも同じものを使用。
そんで、メタルバンドの駒も調整しちゃいましょう。このベルト、単品で9万とかするらしいんですが、なんでそんな高いのか半分理解できました(やっぱり半分は理解できない)。
↓を見てください。よく時計屋さんのHPとかにある、横にした状態でベルトが弛まないよーの図。まぁ、それはいいとして作りが精密品なのがわかった(この写真ではなく下以降の作業で)
まず、赤い〇の部分を下に押さえて、
横からもう一個の棒を突っ込んで、ピンを押す。
必要な長さになるように駒を増減する。
結合するときは、逆作業でピンを入れる。
同じように棒を入れる(下方向に押さえながら)。ピンは向きがあるので注意。赤い部分を入れる方向にして挿入する。ところでは一個だけ駒が上下逆になっている(汗)。今編集していて気付いた。
これでベルトの取り外しとバネ棒の回収はおしまい。下はバネ棒もついていないフレーム部分。
ちなみに、片方は簡単にできるも、もう片方は1時間くらいかかった。何かがおかしい(しかし、理由はわからず)。
結果、こうなった。一本、死亡。取り外すときは2本は使いません。片方だけで大丈夫。
一応、完成。この後バネ棒を再度時計本体に付けます。バンドは箱にしまっておく。
ちなみに爪楊枝ですが、できないことはないです。でも、リンクによってはダメでした。ピンを押そうとしても動かない。
ちなみにMark 15のバネ棒は19mmです。普通のサイズの18mmとも20mmとも違う。Mark 16からは20mmとのことなので、何故このモデルだけ???
NATOベルトの選択でも苦労しました。
NATOベルトを6種類買って、着せ替え人形してみた話はこちら、、、