マレーシアに移住し、イオンカードを作って、イオンポイント(AEON Point)を貯めようとしたのですが、仕組みが超絶複雑でした。日本のそれの感覚で臨むと、怪我します。結論から言うと、KL日本人会のクレカにイオンポイント機能はついていますが、所謂イオンポイントではありません(なんか矛盾していますが、詳しくは下記見てください)。
1,日本人会クレジットカード
ここは本題ではないのですが、クアラルンプールの日本人会に大人の事情で入らないといけない人は、このカードが無料で発行、かつ、年会費無料で持てます。マレーシアは、クレカの申込基準が難しいので、市中の銀行で作れないときは「イオンのなら作れる」というケースは職場の人からは聞いていました。年会費無料でKLIAのラウンジアクセスもついていて、なかなか充実しています。
日本のデフレマインドに侵されている我が家において、ポイント活動は必須です。イオンカード作ったし、マレーシアにはいっぱいAEONあるしということで早速使うわけです。
しかし、このカードを初めて使ったイオンで会計した時、このカードを出したのにこういわれたんです。
これじゃなく、ポイントカードはないの?
え、このカード(クレカ)がポイントカードじゃないの?
そこからこの謎解きが始まるのでした。。。
2,イオンカードの特典
1,5%オフ特典
月に2回の優待日があります。何も考えずにクレカで支払いをすれば、クレカ請求時に5%ひかれています(シンプル)。下記に黄色のところに書いてあります。こちらはすぐに効果を確認できていました。
日本のイオンではアルコール類は適用外ですが、こちらでは適用されます。素晴らしい!
2,イオンポイント
こちらが今回の記事の目玉です。混迷極まるやつです。下の緑色のやつですね。
200ポイント=1RMのキャッシュバック
というやつです。これを見て、つまりイオンのポイントなんでしょ?と思ったわけです。
ただ、こちらはそう簡単ではありませんでした。通常、日本であればイオンカードにはクレカ機能がついていて、かつ、支払い時に適用すればポイントつくと思いますよね?そうじゃなかったんです。。。
3,イオンポイント
ちなみにイオンポイントはこういう感じで使えます(ホームページから)。
- Every 200 AEON Points = RM1.
- AEON Points earned are valid for up to three (3) years from the date of issuance.
- Upon successful redemption, AEON Points will be converted to cash value and credited into AEON Member Plus Visa Card within 48 hours.
- Points redemption is limited to only one (1) time per day.
つまり200RM買うと、1RM割引となる(還元率としては0.5%ですね)。日本人会のクレカの記載に内容と同様です。
マレーシアのイオンでは、このAEONポイントを大々的に押しています。が、結論としては私のイオンカードではには”このポイント”はたまりません(イオンカードなのに(笑))。
これとか、
こういうやつも。。。
4,レジでのやり取り
話が戻ります。どうやら何かおかしい、と気付いたのはレジでの会計時には、必ず以下のようなやりとりがあるから。
Ada menber kad?(メンバーカード持っている?)
と、聞かれます。
この時、日本人会のクレカを出しても、「これじゃない、another one」だといわれます。マレーシアでは担当者によっていうことが違うのですが、何回試してもその通りです。
いやいや、ここにAEON pointって書いてあるじゃん!
と言っても同じです。「これじゃ、ない」と。本当にわけがわかりません。
5,答えあわせ、これが本当のポイントカード
レジでいわれた「もう一枚の方」というのは、下記のカードのことです。AEON Men\mber Plus Visa Cardという名前のようです。
このカード、VISAマークはついていますが、実際はクレカではなくプリペイドカードみたいな感じです。これを提示すれば、イオンポイントが貯まります。つまり、日本人会のカードとは別にもう一枚カードを申し込みないといけない?え、でもそんなの誰得?
再掲しますが、下記(緑)のように日本人会のカードの特徴として、確かにポイントはあるといっています。この記載が無ければ、「このカードにはポイントは付かないんだ」と納得もできます、が、これがあるのでちょっとあきらめきれません。ポイントつくの?つかないの?
6,アプリではそもそもポイントカードがでない。
レジのお姉さんによってはカードじゃなく、「アプリを出して」と言われます。これがヒントでした。
自分がネットで調べた範囲では、スマホのアプリ(AEON wallet)にクレカを登録すれば、このバーコードが現れるはずなのですが、それがそもそも出てこない(笑)。下記公式アップのページから。どうやらこれをポイントカードとしても使えるようです。
緑のところをクリックすると、下記のようにポイントが見れるようなんだけど、そもそも緑のところが出てこない。
こんな感じです。
7,それでもポイントはたまっている。
やはりもう一枚カードを申し込みないと”イオンカード”を貯めれないのは分かったものの、じゃあ、「200ポイント = 1RM」っ特典として書いてあったのはなんだったの?
ネットを随分探してみました。マレーシアの日本人の方は結構いろんな記録を残してくれているので役に立つことが多いです。それでも今回はダメ。こんなことでカスタマーサポート(しかも日本人対応で日本語喋れる人につながる)に電話するのは、恥ずかしいな、、、と思って数週間。
その時、気づいたのがこれ↓。スマホアプリではなく、ネットからログインした画面にあったんです(なんでスマホからこの画面いけない?)
Pointsって書いてあるからポイントなんだよね、これ?!
しかし、合計5400RMもイオンで使っていないっしょ、なんでこんなに溜まっているの?。
ちなみにこの履歴詳細は見れません、いつ、どこでポイントが発生しているのかわからず。ただ、ヒントとなったLast collected points 135を見て謎が解けました。。。
Transaction hisoryを見てみると、最新の支払いが135Mだったのです。つまり、この5,580ポイントというのは今までのクレカの支払いの合計金額だったのです。
8,まとめ
まとめると、ポイントには2種類あることがわかりました。
- イオンポイント1
これは前述したAEON Member Plus Visa Cardを持っている人が貯められるポイントです。自分はやっぱりこのメンバーにはなっていないんです。広告でよく見る2倍とか、3倍ポイントはこのメンバーではないともらえないようです。
- イオンポイント2
こちらは私が持っているイオンカード(クレカ)で支払いをすると、支払合計金額に対してもらえるポイントです(支払いはAEONに限らない)。ちなみにこのポイントはやはり下記のように"AEON points"と呼ぶようで、下記のようにカードを200 points = 1RMとして使えます。
この点は日本のイオンカードもイオンでの支払いが以外に0.5%が貯まるので同じです。
しかし、複雑、ほんと複雑。ほんとどうでもよい記事ですが、納得できてよかったです。
ポイントカードも発行しましょう
日本人会のクレカを持っている人なら、AEON Men\mber Plus Visa CardはAEON wallet上で申し込みが簡単にできます。私もやってみたのですが、2分で完了し、驚いたことにメンバーシップの番号が表示されるようになりました。これがレジのお姉さんがいっていたスマホのことですね。カード自体は90日以内に取りに来てと表示されます。