シンガポールにあるborthers ramenというお店が二郎スタイルのラーメンを出しています。今回は週末にラーメンを食べるだけに、クアラルンプールからシンガポールに行ってきました。
1,激安チケットでクアラルンプールからシンガポールへ
旅番組なんかで名店の紹介として「この〇〇だけを食べるためにはるばる飛行機で来る人もいるとか」みたいにナレーションがあることあるじゃないですか?。
今回、今住んでいるクアラルンプールからシンガポール行きのチケットが69RM(2100円)取れたので、行きは飛行機、帰りはバスで日帰り旅行をすることにしました。
2,今回のお店 brothers ramen
今回のご目当てはBrothers rameのMega men。いわゆるインスパイ系と言っていいと思います。店名とおり中華系のシンガポール人の兄弟がやっている店です。
- 営業時間 平日 11:30am - 2:30pm、6:00pm - 8:00pm、土曜 11:30am - 2:30pm、日曜休み
- 支払いはカード
- アルコール提供無し
日曜が休みなので週末に行くには土曜の昼に行くしかないですね(↑2022年11月時点の情報です。詳しい営業時間は下記のリンクから確認ください)。
お店は空港から電車で一回乗り換えのTanjong Basar駅から徒歩1分くらいです。
場所は二郎系が入るには似合わない感じのきれいなビル。丸の内的なところらしいですねね。International plazaというビルの1階、奥です。
もう一度いいますが、土曜は昼しかやっていないので注意。また、Facebookに定期的に休日情報が乗っているのでみてください。土曜が休みになることも結構あって、自分は直前までハラハラしていました。お店の公式ホームページはこちらです。
自分は13時ちょっと前についたのですが、並びは15人くらい。なかなか動きませんでした。結局30分はまったはず。
お店の中は結構広いのですが、日本の二郎のように急いで食べてすぐ帰る感じではないし、半分は家族ずれです。そもそも、二郎系を出すお店ですが、あくまでも数あるラーメンの一つという扱いなのですね。
それと、食券はいつかえばいいの?と面倒なことを考えてしまう、ジロリアンの方も安心です。食券はお店に入るときに買えいます。
3,注文方法 マシはどうすればいい?
入店と同時に、機械で注文します。マシや、麺の大盛りも機械で選びます。自分はマシをどうしたらいいのか、google reviewに書いてなかったので、前の日本人の方に聞いてしまうくらいビビっていましたが、これなら安心です。
支払いはクレカだけだったと思います(が、いえばやってくれるようです)。
ちなみに今回は、Megamenをベースにして以下を選択、結構こまかいです。
- ノンスパイシー
- 味噌味ではない
- 麺はデフォルト
- もやしと肉マシ +3SG
- ニンニクマシ(2倍)
合計16.9SG(1750円)。
シンガポール、そして、二郎にしては優しめじゃないでしょうか。Megamenノーマルが13.9SG、もやしマシだけであれば1SG追加だけです。
レシートに番号が印字されているので、その番号が呼ばれたら、ラーメンを自分で取りに行くスタイルです。ちなみに注文自体は、このレシートが発見された段階でスタッフに自動でいっているようです(さすがシンガポール)。
ちなみにマシは英語でなんていうのか?これ気になりませんか?私の予想では
- More
- Extra
- Mashi
かなと思っていました。KLのすき屋の牛丼、でつゆだくの場合はmore gravyで通じるし、感覚的にもmoreなのかな?と。
結果は下記のとおりで、additionalでした。まぁ、呪文というよりは普通のトッピングなわけですね。
4,店内
家族連れが多く、かつ、日本人が多いですね。Megamenを頼んでいるのは2割位です。他のラーメンがおいしいんでしょうね。
ただ、日本人と思しき、かつ、一人で来店している人は例外なく、megameを注文していました。
店の奥には電光掲示板があります。音でアナウンスもしていました。
製麺所があって、ごわごわ面もこちらで作っている模様。
5,ご対面
どーん!着丼は15分後位でした。まず、ビジュアルが正しいですね。
麺は若干、平面です。ごわごわ度、噛み応え、風味とどれもこれも満足でした。
野菜はもやし7,8割、残りキャベツといった感じです。東南アジアだと日本みたいな太いもやしと、細いもやしがありますが、ちゃんと太いもやしを使っていて食感もいいです。ただ、beans sproutと書いてあるくらいで、若干豆が残っている感じ。あと、シャキシャキ系です。
にんにくは2倍を選びましたが、レンゲ丸々一杯分くらいはあります。十分だと思います。
チャーシューは赤身が多い印象を受けました。脂身が少ないのホロホロしている感じではないけど、が、本家よりもやわらかかいような。肉マシとしましたが、そんなに多い感じはしなかったです。
スープは非乳化系と言っていいと思います(私はいまだに日本でも乳化と非乳化の違いがわかりませんが)。レビューをみると、脂が多すぎるとありましたが、そんなことはなかったです。
ただ、背脂、これが多い。確か、注文時にはは量を選べなかった記録があるんですが、かなりの量ですね。そして、いわゆるしっかり味がついている脂で、好みは別れると思います。
量は本家二郎から比べると小の麺半分または少な目といった感じ。インスパイアだと小ですね。おそらく初めて二郎を食べる人には多い量です。日本の二郎をしばらく食べていない人にとっては瞬殺のはずです。
全体の味ですが、これはすごいことになったというのが感想です。おそらく日本のインスパイヤ系でもこれだけしっかりと全体が良いラーメンはなかなか出せないのではと思います。シンガポリアンの二人兄弟で日本のラーメンを食べ歩いて作ったとのことですが、すごい審美眼と技術があると思います。他の醤油、味噌、塩もおいしいんだろうなぁ。。。
ちなみにお店は兄弟とお母さん(?)と(妹)と家族総出でやっているような感じでしたが、接客も良く、家族連れも安心です。
6,Ramen champion
実はもう一軒いきました。
日帰りバスのチケットは16時出発だったのですが、brothers ramenを並んでいるときに前にいた日本人の方から、もう1軒あると教えてもらいそちらにも行ってきました。チケットは捨てます。
お店は同じエリアのRamen champion。
こちらはモールの最上階のフードコートに入っていて、なんちゃってという感じの二郎スタイルです。ただ、モールということもあって午後休憩もなく一日中やっているので時間の制約がないのはいいですね。
頼んだのはStamina ramen 16.8SGです。
こちらもセルフサービスで登場。
麺はつるつるとした平麺。ゴワゴワ感はなく、ちょっといまいち。
野菜はお茶碗に押し込んで、それを反対にして盛った感じ(笑)。お茶碗の形が残っている。野菜だけでいうと、普通の二郎のデフォルトくらいの量だと思います。にんにくはデフォでも結構乗っています。あと、チャーシューは角切タイプ、かなりの量があります。
全体でいうと、これは「飛行機で食べに行く価値」はないと思います。それでも、以前中東に住んでいた時なら、それをやっていたでしょう、という感じで、まずくはないです。ただ、今住んでいるKLには山ほどラーメン店はあるし、どうしても昼間のBorthers ramenと比べるとおちるので、このためには来ないと思います。特にスープが悪く言うと味噌汁で、コクとか、インパクトがなかったです。
7,まとめ
14時にBrothers ramen食べて、18時半にこのラーメンを食べて、一日2回の二郎は日本でもやったことがないです。正直、きつかった。
さすがに日帰りは諦めて、その夜はシンガポールからジョホールバルに行くことにしました。2回もにんにくして、さぞかし臭かったでしょう。
2015年時点ではもう一つ二郎系を出すお店があったのですが、そこは残念ながらつぶれてしまったようです。
ちなみに今回の予算ですが、合計で12,300円です(水代とかは抜きます)。ramen championがなければ、泊まることもなかったし10,000円切りますね。
- KL自宅から空港までのタクシー2200円
- 飛行機(KL→シンガポール)2100円
- シンガポールでの交通費(1日パス)1000円
- borthers ramen 16.8SG/1750円
- Ramen champion 26SG/2700円(ビール込み)
- 帰りのシンガポールからジョホールバル電車(600円)
- ジョホールバルの宿大(1800円)
- ジョホールバル→KLバス(1200円)
ちなみにこの一か月後にバンコクに行く機会があり、そちらでも二郎をしてきました(3泊で3二郎↓)