おでかけ 雑記

Park hyatt Tokyo滞在記 - 映画Lost in translationの残り香を探す -

土曜日, 1月 16, 2021

今回は大好きな映画の一つであるlost in translation(2004年)の鍵となる、このホテルに宿泊して、昔と今のホテルの違いを調べてみました。

1、Gotoトラベルで予約

2020年11月の週末、事件が起きた。子供全員がおばあちゃんちに行くという事で、なんと10年ぶりくらいに夫婦二人だけの週末に。そんで、gotoトラベルもあるし、良いホテルに泊まろうということになった。

マンダリンオリエンタルと迷った結果、最近行ったNewyork grillでのランチがよかったので、Park hyatt東京に。予約はいろいろ探して一休から。Gotoもあったので、かなり安く泊れた。

良くわからないことになっているけど、支払金額は、、、

税込み 74,623(82,086円) - 38,160円 (gotoと一休からの割引)= 43,926円(お支払金額)

これにプラス、地域共通クーポンが 11,000円ついてくる。実質、3万円ちょっと。一休だとgotoの割引だけじゃなく、一休独自のポイントがついて、これが今回は15%ついた。しかも、今回の予約から割引使える。

ちなみにこの一休の予約時には以下を伝えました。

  • 1、プールを使いたいです。
  • 2、Newyork Barを使いたいです。
  • 3、相方が誕生日です(どっちのとは伝えてないけど、実は自分の方)

注意

本家サイトでの予約だと同じ日で以下の通り。gotoの割引額がまだのってないんだけど、ホテルで割引になる。それでも一休のほうが安かった。

下記の計算だと、58660円 x 65% x 115% (サービス料) x 110%(消費税) = 48,233円

五千円以上安くて、かつ、一休のはチェックイン、アウトが普通よりも良いプランなので、かなりのお得。

   

2、Lost in translationとは?

で、肝心の映画のLost in translation(以下L.T.I)について。

大学生のころ見て、「なんだか良い映画を見てしまったなぁ」と感じた状態でした。東京でロケをして、めちゃくちゃトウキョウを感じさせる映画ですが、主人公二人が泊まっていたホテルがパークハイアットです。

ちょっと設定が不思議な映画です。ビルマーレイ演じる主人公は映画の中でもムービースターの役(名前はボブハリス)。だから、ホテルの中で客から、「あ、あなた、あのハリウッドスターのボブハリス!?」と言われます。そこに出てくる映画のタイトルはビルマーレイが実際に出たタイトルに近い、映画のタイトル(と思う↓)。

他にも主人公のボブはサントリーの響のCMの撮影に来た(ギャラは200万ドル)という設定で、劇中の新宿には響とボブの広告があります(↓)。現実世界では実際に使われてはなかったよう。

藤井隆の懐かしの番組、マシューズベストヒットTVにボブは映画内で出演しています(実際には地上波では放映されていない)。この辺、映画なのか現実なのかわからない感じになります。自分はマシューズベストヒットのこの回を現実世界で見たようにさえも記憶していました。

映画の脚本といい、それを実現させたプランナーといいかなりのアレンジが必要なはずです(マシューの番組についてはソフィアコッポラ監督から、イイ感じのTVショーはないか?と言われ、製作会社(東北新社)がマシューズベストヒットTVと話をつけたそう)。

ビルの相方を務めるのはスカーレットヨハンソン演じるシャーロット。出張の旦那について東京に来たという設定。この歳も生きてきた環境も異なる二人の触れ合いが本作の流れ。

映画の最後は有名な以下のシーンで終わります(終わってしまうといったほういいか)。私はこれで良かったと思いましたし、これでおらわせた監督はさすが(ソフィアコッポラは脚本もやり、脚本賞でアカデミー受賞)。当時大学生の自分には大人の映画でした。

何よりも2000年初めの日本はまだそれほど外国人の観光客は多くなく、なかなか外国人にとっては観光しずらかったんだろうなというのが映画を通してわかります。映画の題名でもある”lost in translation”なわけですね。実際、日本以外での放映では日本語セリフには字幕をつけないで放映したそう。劇中でもボブが日本人から色々いわれるわけですが、ビルマーレイには日本語のセリフの意味を教えないで撮って、素の反応を引き出したとのこと。内容見てない方がいらっしゃたら、是非ともみてください。

東京という欧米からは遠く離れたこの島国、ちょっと過剰かと思える日本を満喫するようなシーンの数々(ちょっと冗長だが、嫌らしくはない)、はっぴいえんどの楽曲("風をあつめて")、随所に盛り込まれた日本人をちょっと小ばかにした小ネタ、二人のセリフも最低限、とにかく雰囲気がイイんです。これを作ってくれたおかげで、世界に向けて東京は相当点数が上がったと思います。

お勧めポイント

何も起こらない、何も傷つけない。とにかく静かな大人の映画です。

 

3、Park hyatt Tokyo東京

そして、もっとも点数を上げたと思われるのが主人公二人が泊まっていたPark hyatt東京でしょう。そして、その最上階である52階にあって重要なシーンとして登場するNew york grill & barも。

このホテルは監督のソフィアコッポラが以前、映画のプロモーションでこのホテルを訪ね、気に入ったいたとのこと。

90年代に新御三家として登場したこのホテル(他は恵比寿にあるウェスティンとフォーシーズンズ椿山荘)は、この映画で日本における高級ホテルの地位を不動のものにしたといってもいいと思います。現にこうやって、いつか泊まってみたいと思ってた人がここに一人いるし、世界中の少なからぬ映画ファンが、このホテル、このレストランを楽しみにの一つとして日本を訪れているはず。

パークハイアット自体は隠れ家をコンセプトにしていて、ハイアット系列の中で最高位(品川のグランドハイアット違って、中規模から小規模なホテルシリーズ)。自分達はアブダビのパークハイアットには結構お世話になっていたけど、東京は初めて、どころか日本で5つ星ホテルに泊まるのは初めてで期待があがる。

新宿駅そばの特徴的なビルで、外見をみれば、あ、あそこねと思うはず。

当日のグーグルマップ、わざわざ予約したことを教えてくれたありがとうございます。

宿泊料金は季節にもよるんだろうけど、最低で5-6万円+サービス税(15%)+税金ということで、やはり東京の5つ星外資系ホテルというだけはあります。やっぱりParkhyattだし。

 

4、ホテル満喫

まずはチェックイン

金曜日リモートワークが終わってから、18時くらいに到着しました。新宿駅からはタクシー、ぎりぎり1メーターでちょっと恐縮。

やっぱり金曜なのでそこそこ混んでいます。7割くらいのお客の入りと、ホテルのお兄さんは言っていました。

Park hyatt東京

フロントでお兄さんが片膝ついて手続きしてくれた(こっちは座っている)。日本のホテルは外資系でもここまでやるんだとびっくり。ここでの話はこんな、感じ。

フロントでの情報

  1. 朝食は部屋かフランス料理のジランドール。部屋の場合、和食か洋食かを連絡してくれ。
  2. コロナ禍でもジム、プールは頑張って営業している。混むかもしれないので事前に連絡をお願いします。プールを楽しみにしていると伝えたので、部屋はプールと同じ階(45階)を用意してくれた。
  3. Hyattのポイントが結構たまっていたので、ルームアップグレードできないですか?と聞くも、やっぱり一休経由だからダメだよね。特別料金でアップグレードできると聞いたけど、日本に帰ってきてから散財しているのでやめておきます。
  4. 4、ニューヨークバーを使いたいけど、ふらっと言って入れると?聞くと、21時で予約を取ってくれました

ここからは、ホテルの紹介と、Lost in translation撮影時(ほぼ20年前)に映っていたものが今はどうなっているのか比較をしていきます。

部屋

asa

部屋に入って荷物を置いて、夕食を食べに行こうと思ってました。その前にちょっと探検。

まずは45階からの夜景。予約時に「夜景のきれいな方をお願いします」と言うこともできたけど、それは無粋だと思って言わなかった。そしたら、都庁とかとは反対側。割と地味。

Park hyatt東京 夜景

うーん、まぁ、これでもいいけど、ちょっと残念(けど、次の日評価が一転!)

ただね、予約時に誕生日ということ(しかも自分)を伝えたら、フロントで花束をもらった。部屋に入るとちょっとしたプレゼントも。

味のある字(笑)。Blancheさん、日本語もかけるんだね、すごい。

冷蔵庫の中を拝見すると、それはそれは完璧。金曜の夜はオレに任せろといわんばかり。素敵だ。致死量あるんではないか、このコロナ禍なのに。

11,000円の地域クーポンはお高いニューヨークバーで使う予定なので、ちょっと冷蔵庫のシャンペンはあけれない。外で調達しよう。

ミニチュアウイスキーもあるし、

赤のハーフボトルが2本、やっぱり殺す気だ。

シャンパンはR de ruinartがある。New york barで一番安いのがこのシャンパン。前回のランチで初めて飲んだけどすごくおいしい。これが、ボトルで8000円、安くない?と思うもこれはハーフボトル(↓クリックすれば大きくなります)。

冷蔵庫の上にあった、これ。何だろう?と思って蓋をあけると、

あ、アイスバケット。シャンパン飲んじゃえよ。いうことね。ハーフボトルには確かにいいサイズ。

そして、酔って転ぶと痛そうなお風呂。

やっぱり日本は言わなくても歯ブラシはデフォルトなのね(海外は5つ星でも6-7割の確率でないね)。

ホテル「それ以外にもほぼ全部あるよ、電話して」

十分なスペースのクローゼット。

お決まりのシューシャインのサービス

あと、テレビの前においてあったこれ。何かと思って、この箱開けたら、

外国人ホイホイ的なやつ。子供たちのお土産に頂きました。

 

よーし、探検はこの辺にして、新宿駅に飯食いに行こう。酒も買ってきよう。しかし、部屋から下まで二階エレベーター載って500mくらいあるく。。。

新宿駅にはホテルのシャトルバス(8人乗りくらいの)に載せてもらった(30分ごとにホテルから出る、こちらのサイトに情報が。集合場所とかこの通り)。はー、天丼うまかった。

 

館内

さて、ホテルの構造ですが、新宿パークタワーは39階から上で、客室は42階から上。段差のある3つの突起物部分の全部がホテル。まず、地上からエレベーターで一番低い突起のところまでいきます。これ、たぶん泊まってみてもよーく歩き回らないと位置関係がわからないはず。迷子になります(これもある種のlost in traslation、というか不可抗力)。

さぁ、ところで入口だけど、これはもちろん変わってません。

その後、エレベーターで41階の受付へ。さぁ、最初の検証作業開始!

検証1、エレベーター

ちっちゃい日本人と欧米人という比較として、ちょっとシュールに使われているこのシーン
エレベーター内は毎回お客さんがいたので、写真はひかえめに。

そうすると、受付がある41階に到着。40回、39階はレストランだったり、式場。

エレベーターを出るとピークラウンジバー。

検証2、ピークラウンジバー

エレベーター出るとすぐにある光景
スカーレットと本当の旦那さん(カメラマン)、ほぼ同じ個所。エレベーター降りて右手。
2020年、エレベーター降りてすぐのところ。全く同じ。でも、この林は人工物ぽくなかったので、何代目かな?

 

その後、フレンチレストランのレストランジランドールを左にみながら、奥に向かう(一番低い建物から高い建物に歩いていっている)。

かっこいいライブラリーを通っていくとやっと受付がある。

そこでもう一つのエレベーターがあって、45階の部屋へ。やっと、部屋へいける。

鍵はカードではなくて、ICチップが入っていると思われる、これ。

館内、めちゃくちゃソーシャルディスタンス押し。このよくわからないキャラクターはガッツィーというらしい。このホテルのマスコット。

これは何かというとマスク入れだそう。ここにもガッティーが。

コロナということでレストラン等は営業時間を注意。

  

New york grill & barでの生演奏

部屋に帰ってきて、休む間もなく21時に予約したニューヨークグリルへ。ちょっとエレベーターの乗り換えが難しんだけど、到着。52階でこの建物の最上階。

予約をしていたので、何とか滑り込んだけど、金曜の夜という事でかなり混んでいた。ちなみにグリルとバーはお隣さん。グリルはランチもやってるけど(6400円くらい)、ディナーはさすがの値段(↓)です。これにサービスと税金で25%プラスだからね。

ちょっと待った後に通された席はなんとライブバンドに近い席でもなく、結構隅っこ。予約してたんだから、ライブバンドに近い丸テーブルに座らせてよ!と思ったけど、よく見わたしたらここはビルのお気に入りの席”。正確には映画の中でビルが座っていたのは、長いテーブルの端っことその反対の端っこ、どちらも夜景には背を向けて座る。そこだった!全く、文句ないよ!

下の写真のようにウイスキーとピーチ系のカクテルを注文。

検証3、ビルが座っていた席

ビルとスカーレットの初めての会話のシーン
Newyork grill bar Park hyatt東京 夜景
2020年、長い机の隅っこ。カメラの前がボブの指定席。
2020年、11月に訪れたランチ営業の時(同じフロアの)Newyork grillの方)。この長い机においしい食料と砂糖関係が置かれている。ビルは手前のレモンケーキのところが指定席。印象的な照明も一緒。ただ、5つあった照明が昼は3つになっていた。意外なことに取り外しできるんだね。

 

一番最初のボブとシャーロットの最初の出会いは、このバー。

お互い違う席だけど、目があった。そこで、シャーロットは自分が飲んでいた日本酒と同じものを、ビルはもらう。

ウイスキー飲んでいたのに。ボブもノリノリで日本酒を平らげる。

で、次はシャーロットが一番最初に座っていた方、、、

検証4、シャーロットが座っていたボックス席

窓際でお友達と談笑しているシャーロット
2020年、シャーロットがみんなで座っていたのは左奥の席のはず。ただ、ちょっと机のサイズも違うような。

おそらく、東京でも一番有名なホテルバーとも言えるNewyork barは20時から生ライブがはじまります。17:45-からの入場は、一人カバーチャージで2500円。でも、宿泊者はタダ。ビジターは予約できないけど、宿泊者は今回みたいに融通効く。行くべし

バンドは30分演奏して、30分休憩という事で1時間いればどっかで見れるはずです。その日は、声の安定感があるお姉さんでした。バンドマンは全員マスク、お姉さんの前にも透明な衝立が。

検証5、バンド演奏チーム

酔っぱらたボブとにゃんにゃんしちゃった、映画の中の赤毛のシンガー。
Newyork grill bar Park hyatt東京 夜景
2020年、今回のバンドと歌のお姉さん。

検証6、たばこは吸える?

これはさすがにもうダメですね。立派な喫煙室がありますが写真、取り忘れた。でも、シガーにサントリーのウイスキーはあんだろうね。

 

フロントで今日誕生日なんですね!と言われたし、ケーキくらいもらえるのかなと思っていた。

そしたら、なんとお姉さんが「Happy birthday」の歌を歌いだしてくれて、

同時にこのアイスが到着。わらっちゃったよ。完璧なタイミング。でも、誕生日なのは妻じゃなくて、自分だからちょっとこっぱずしかった。

ちなみに映画にちなんだオリジナルカクテルもある、その名もL.I.T.(2400円)。lost in translationの頭文字からきてますね。日本酒ベースとのこと。そりゃ、飲むよ。

結構、飲みやすいやつでした。

お姉さんに、L.I.TのDVDパッケージを見せて、ボブはここに座ってましたよね?と聞くと、「そうです」(はい、実は知ってます)。

「まだ、スタッフさんで残られている方はいるんですか?(例えばこの人ととか、っていうかこの人は役者、お店の人?)」と聞くも、やっぱり20年近くたってるので、それはないとのこと。

最後はビルが座った席からバンドを背景に、そしてlost in translationのパッケージをもって一枚。

バーの方からは都庁方面も見渡せる。コロナのせいで、オレンジの発色。

奥にスカイツリーも。

帰る時に気になったのが、下に見えたプール。明日はここへ。

  

映画の時間とルームサービス

我が家のお決まりとして、金曜の夜は夫婦でスパークリングを飲みながら、映画を見ます。事前に確認したところ、オンデマンドが少々とDVD/Blue rayの貸し出しも言ってくれればあると言われました。

が、ここは一択。L.I.Tを見るしかないでしょー。家から持ってきました。

しかも、さっき新宿駅のヨドバシでPiperが4千円以下で売ってたので、普段はスパークリングワインだけど、今夜は超贅沢にシャンパン。ただし、例の備え付けのアイスバケツにはフルボトルは入りきれない。あくまでも冷蔵庫に入っているホテルのシャンパンを入れる前提か。

ちょっと年代物のプレイヤーにDVDを入れ、映画開始。

映画となりましたが、小腹もすいたのでルームサービスを頼むことに。メニューはコロナということもあって、携帯で見る感じ。ここがリンク。

クラブサンドイッチにしようかとおもったけど、せっかくの日本のホテルなんだからという事で、

  1. Beef Curry 2,500円
  2. Nabeyaki Udon 2,200円

いやー、なんか日本の食べ物が英語で書いてあると違和感。それにしても、ホテルの格にしたら安くないですか?妻は絶対食べきれないというがそんなん知らない。

金曜の夜、しかも、コロナでルームサービスは激込みかなぁと思ったら、そんなことはない。1時間もしないで到着。欧米だとよくパンも一緒に持ってくるけど、このメニューでそれはないよなぁと思ったら、やっぱりそれはなかった。

ちなみにお願いしたらフルボトル用にアイスバケツも用意してくれた。ありがとうございます。

鍋焼きうどんは、伸びないようにということで麺がちょっと悪い意味でユニーク。しかし、エビがでかいし、これで税別2,200円はちょっと安すぎ?

カレーは手が込んでいるのがわかるおいしさ。が、トマトが強すぎる。妻は酸味が強くとてもうまいと絶賛していたが。

せっかくのシャンパンは半分も手を付けれなかったけど、10年ぶりくらいにL.I.T.を見た。子供たちは今頃おばあちゃんち、こういうことが起こるとは思ってなかった。

ところで、昔と今の電化製品はどうでしょう?

検証7、テレビ

2003年なので小さ目、液晶が出始めたばっかだよね。Aquosなんかはブイブイいってたよね。
こちらはボブの部屋
2020年、さすがに新しくはなっているけど、ホテルの部屋の大きさの割には小さ目。

 

ファックスはそもそも、部屋からはさすがに消えていた。

しかし、同じものもあった。。。

検証8、部屋の電話

アメリカの奥さんから電話を受けるボブ。部屋の電話。
2020年、映画と一緒!年季が入っていると思ったけど、もしかしたら開店当時から一緒かも。部屋番号なんて若干黄色いし。

 

さぁ、映画が終わって寝ますが、気になっていたのは次。

検証9、警報機はなるのか?

夜中に火災アラームの故障で起こされたボブ。
2020年、そんなことはなく、泥のように就寝。

 

寝る前、部屋からの夜景も素敵だなぁと思いなおし、就寝。今は2時半。

Park hyatt東京 夜景

腹がいっぱいだったので、

一瞬でご就寝でしたね、

アラームは7時にかけて、混まないうちにプールに、、、

 

朝、プール

翌朝です。そういえば、部屋の方角、最初気に食わなかったけど、翌日、考えが変わったっていったじゃないですか?

それはこれを見たから。。。

富士山が見えた。たまげだ。

Park hyatt東京 富士山が見える

そして、ビルとNewyork barのシンガーがにゃんにゃんしちゃった翌日、ボブは部屋にルームサービスがあることに気づいて目が覚めますが、、、

検証10、ルームサービスの机

ボブ家はこれから食べるところ。
2020年、我が家は昨日の食べ残し。

シャワーを浴びてひげをそります。

検証11、シャワーヘッド

劇中でも日本イジリがちょくちょく出てくるけど、シャワーヘッドが低くて調整できないよーというシーン。
だから、無理やりやっちゃう。
2020年、でも実際は、、、
ちゃんと、動きますよ。

 

そりゃ、そうですよねー。で、次。

検証12、髭剃り

このT字タイプの剃刀は海外でもよくみるけど、映画の中ではとてもユニークなものとして描かれていた。何故?
2020年、今は黒。

 

ちなみにこの髭剃り用の泡、おもしろい。リップクリームみたいな形状でキャップを開け、

頭を押すと泡がでる。

他にも気になったのが左に見える、へちま。持ち帰って我が家で使っています。

さぁ、そしてお待ちかねのプールへ。その名もClub on the park。現在時刻は7時半、この時間なら大丈夫だろうと。まずは同じ45階の受付へ。お姉さんがプールに電話してくれた、今から入れるか確認してくれる。

その後、館内スリッパから水辺用スリッパに着替えて、

エレベーターで45階から47階へ。

そうすると、プールとジムがあるブチ抜きの空間のお出まし。

検証12、お待ちかねのプールは?

映画でも印象的だったプール。良くホテルもこの辺で撮影OKしたなぁと。
2020年、奥に椅子がある以外は一緒。超天気いい!

 

ちなみに帽子必須で無料で貸してくれる。ウェアまで貸してくれると聞いた。写真はないけど、確かに帽子は黒だった。

今いるのは真ん中の棟で、奥に見えるのがNewyork barがある一番高い棟。

4レーンあって、25メートルくらいだったはず。自分は5往復くらいして、もう満足。

検証13、ジムの設備は?

ボブがロードランナーの使い方がわからなくなってハッスルするシーン。
まぁ、機種は当然新しくなってるんだろうね。富士山側を向いていて、すごい。

あと、映画ではラッキー池田のような外国人とぽっちゃり目のフィットネスがあったけど、現実ではちゃんとした奴があるよう。

検証14、アクティビティー?

印象的な水中フィットネス
2020、まじめなアクティビティー。のテーブルの下にインストラクター一覧があったが、全員日本人のようだった。

 

ちなみに筋肉愛好家の方にはプロテインも、フルーツはタダだって。

ところで、ボブとシャーロットがジムで出会うシーン(↓)。現実のホテルではフロントで、「プール、ジムを使う場合はお部屋から着替えて行ってください」と言われて、自分も水着に着替えてガウンでプールへ行った。エレベーターでもガウンに部屋サンダルの人結構見たんだけど、普通これは欧米のホテルではタブー。コロナ禍だから、ジムの更衣室を使ってほしくないのかなぁとおもったけど、どうやら2003年の撮影時点でもこうだったよう。

左に見えるのは一番低い棟のてっぺん。つまり、プールは真ん中と高い棟を横にぶち抜いているよう。プール、圧巻の長めでした。さぁ、目も覚めたので朝食としましょう。

 

朝食

部屋に帰っても妻はまだ寝ていたけど、とにかく起こして、レストランへ。場所は日本食の梢は朝はコロナで閉まっているようで、ジランドールのみ。Newyork grillは昼からの営業のみ。

今は九時半くらい、朝食は10時半か11時までだったはず。

昨日のフロントのお兄さんは、和食はルームサービスのみということだったけど、朝食会場でも選べた。妻は洋食、自分は和食を。今回は部屋料金に入ってる。

ちょっとおもしろくて、洋食の場合はビュッフェから好きなものをとって、メインの卵料理は別注文。しかも、このコロナ禍なので、

  • ビュッフェは案内が来たら、行く。それまで席に待機。
  • 2回目行くときも声をかけて。
  • 手袋着用。

ということを言われました。

妻は洋食を選択し、ビュッフェも控え目にとってきました。

自分は卵はエッグベネディクト派なんだけど、オムレツも捨てがたく、、、。妻はオムレツがいいとのこと。二つ注文したら、なんか普通は一個みたいで、お兄さんは奥に確認に。2個目はお金かかるらしい。この辺はビュッフェって感じではないんだ(通常からエッグコーナーは一個だけなのかな?)。という事で、オムレツをチョイス。

見事な半熟具合。

一方、自分の和食はビュッフェには案内されなかったので、和食はセットの定食だけなんだわ(自分もブッフェ取りに行っていいか聞く勇気はなかった)。ちなみに映画ではビルは和食レストランの梢(こずえ)で朝食をとっていた。

検証13、和食料理

箸の使い方、わざとやっているでしょいう感じのボブ。
2020年、なかなか豪華な和食。

 

和食、見た目以上に良かったです。特に湯豆腐。名前もわからない掬いでとるんだけど、しょうゆ出汁が効いていておいしい。

西京焼きっぽいのもうまい。

すがすがしい、秋晴れが外からは。

ところで、帰ろうとしたら、ここでもなんとバースデイプレゼントいうことで、ちょっとしたフルーツを。いやー、朝からすいませんっ!あと15秒遅かったら、これ頂かずにレストランを後にするところだった。

おなかいっぱいなので12時に部屋に持ってきてください。とお願い。

この後、我が家はホテルの隣の都庁前の公園(新宿区立中央公園)を散策して、朝食を胃から減らす。

熊野神社、

部屋に帰ってきたら(12時ちょうど)、本当に時間通りにフルーツを持ってきてくれたお兄さんと鉢合わせ。

昨日の残りのシャンパン(結構炭酸抜けていない)をのみながら、まったりして2時にチェックアウトしました(パッケージが2時までだった)。

 

5、番外編

1、ボブが泊まった部屋はどこ??

海外のサイトでボブの「部屋が泊まった部屋はどこだ?」っていう記事を見たので、自分なりに予測します。

まず、映画で良くありちがな「舞台設定と撮影場所が違う」ってことはこの映画ではないので(Parkhyattで実際に撮影して、ビルマーレイが実際に泊まっているときに、毎日騒ぎすぎてうるさくてホテルに怒られたと聞いた)。

そして、ホテル内でもどうやらビルの部屋は一貫して同じ部屋のように感じました。

ヒント1、リビングとセパレートタイプのベットルーム。やっぱりでかい。サントリーが運億円の報酬で招待したハリウッドスターの設定だからね。

ヒント2、シャワールームと洗面所に窓。これは部屋が限られる!

ヒント3、玄関は大理石。下の一枚目の写真から左手に見えるのが玄関なはず。

ヒント4、ドアについているフロアマップから角部屋ということがわかる。

ここから、ホテルのホームページから各部屋のフロアプランを調べると、ディプロマットスイート(160m2)と推測。

ただし、これだとシャワールームに窓はないし、ベッドルームからの玄関が見える位置がちょっと違うような。。。別撮りしているところがあるのかも。不可抗力かな。

ただし、、、それよりも決定的な場面がある。

すばり答え!4808号室!

前に触れた20年前と変わらない電話。我が家のL.I.TはDVDなので、この写真は良く見えないですが動画だと、何となく4808だと思います。

パークハイアット関係者の方、回答あっているか丸付けのほう、コメント欄からお願いします。

ボブの部屋、泊まるといくら?

2021年コロナ禍の日本では1月に週末一泊35万円+サ税。さすがサントリー。

 

2、シャーロットのビルの部屋番号は?

続いてプロフォトグラファーの旦那についてきて、シャーロットの部屋。

ヒント1、こちらは普通の部屋ぽいですね。

ただし、自分たちが泊まったDeluxeルームは窓が2面(正面と左手)にあるのでこれではなさそう。

Deluxe room 55m2 

そうなると、Parkルーム(45m2↓)のはずです。

ただ、決定的なシーンはこちらでした。お風呂から外が見えます。

これが決定打で、シャーロットの部屋はPark deluxe view(60m2)ルームという事に決定。

ただ、この部屋だとベッドのところの形状が違う(机のあたり角の段差になっているけど、上の写真のようにこの部分は直角三角形のような)。これもお風呂だけ別撮り?

シャーロットの部屋、泊まるといくら?"

2021年1月の週末で値段は66000円+サ税金

 

3、シャーロットの旦那のカメラは?

日本のバンドの撮影に来たというシャーロットの旦那さん。そのカメラは、、、

なんと我らがペンタックス!2004年なので中盤のアナログ機種(67II?)でしょう。

全体の感想としては、もう老舗ホテルといっていいくらい完成度が高いホテルだと思います。もちろん30年くらいたって、ハード面ではリノベもあるだろうけど(映画時点から20年たっても電話は一緒だけど)、スタッフやそのほかのアレンジ(フロントからニューヨークバーの予約、誕生日にハッピーバースデイ、プール使いたいからという事で同じフロア、時間通りにくるルームサービス)など、ストレスも、遠慮も全くなかったです。

個人的に5つ星とかの高級ホテルはこの遠慮させるという雰囲気を感じることがあってストレス(”私たちはこんなに気を使ってますよ”的なのとか、ちょっと理不尽な館内ルール)とか。でも、パークハイアットはこれがなかった。今回、たまたまgotoで5万円以下で止まれちゃったけど(ルームサービスとニューヨークグリルは地域券11,000円を使い、5千円くらい余計に払った)のはコスパが高かったです。

次はボブが泊まった部屋番号4808にいつかは。。。

お付き合いありがとうございました。コメント等、ありましたら下からどうぞ!

今回のまとめ

  • 一休はセールが結構やっているので要チェック!
  • プールとNew york barはマスト、できれば事前に時間帯の予約を。
  • ロストイントランスレーションのころと良い意味で変わっていない館内。
  • 冷蔵庫の酒の量は異常。
  • 朝食の和食はウマい。

 

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2021/9/18

世界一高い宝くじ”アブダビビッグチケット”1枚うん万円を買ってみた!<うんばぼ投資-3->

ちょっと変わったキワモノ投資案件に、実際に投資して、紹介するという"うんばぼ投資"。第三回目は中東はアブダビの宝くじBig ticket(ビッグチケット)についてです。今回は投資というよりは完全に投機ですね。うんばぼ投資についてはこちらをどうぞ。 1、世界で一番が大好きな産油国の宝くじ 産油国である中東には多くの宝くじがあります。やることなすこと、派手で、世界一が大好きな国なので当然、宝くじもすごいことになります。 この国に国民として生まれて時点で宝くじに当たったようなもんなんです、現地の国民むけというよ ...

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    青うどん

    技術職、30代、パパ。 アジア、中東を中心に海外での仕事が多く、2020年に日本に帰国。 モットーはうどんと笑顔を忘れるな!

    -おでかけ, 雑記